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江戸時代の『都名所図会』の「粟田」の項を修正した絵図です【製作:㈱都市ガバナンス研究所】


■概要

京都東山の「粟田自治連合会」(住民組織)が運営する図書館(ギャラリー併用)で、㈱都市ガバナンス研究所が製作監修を務めました。

当館では“粟田”に関連する展示や図書を一般公開しています。テーマは「粟田郷土史」、「刀剣」、「明智光秀」、「粟田焼(陶器)」、「近代庭園(小川治兵衛)」の5つです。各テーマに沿ったアート等の展示を行い、その見方や歴史等をパネルで解説するほか、その関連図書を開架しています。

どなたでも無料で利用可能ですので、周辺の観光や探求の用にお立ち寄りください。

[開館時間:平日9-17時(土日祝休)]  

[所在:東山区粟田口夷町175]【Access】【Map】



■特徴

【素人に優しい解説】

それぞれのテーマに詳しくない方でも、初手から分かるような解説や展示をしています。また、より詳しい図書資料も置いています(閲覧自由)。

【メッセ機能のある地域拠点】

より詳しい知識や知見を得られたい方のために、関連ある周辺の施設等を紹介し、地域のメッセ的拠点となります。

【唯一無二の内容】

それぞれのテーマによっては、他の美術館や博物館にはない珍しい展示や解説、たとえば再現模型や復元アート、図書資料などを展示、配置しています。


  

■5つのテーマ

 1. 陶器の間

京都の陶器といえば、いまは清水焼が有名ですが、江戸時代から明治時代にかけては「粟田焼」がその代表格で、多くの名工たちが関わっていました。いまは唯一、粟田焼の火を受け継ぐ安田浩人様のご協力により、関連作品を展示、解説しています。

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 2. 刀剣の間

三条宗近をはじめ粟田口の刀工が、この粟田の地で刀を鍛えていました。豊臣秀吉が天下一と評した「三日月宗近(国宝)」のほか、「一期一振吉光(御物)」、「鬼丸国綱(御物)」の粟田口派を代表する太刀三振の刀身を忠実に再現して展示、解説しています。

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 3. 明智光秀の間

本能寺の変を起こした明智光秀は粟田口で首を晒され、この地にいまでも首塚が残っています。京都での光秀の足跡をたどりつつ、当時の本能寺の様子を再現した模型を展示、解説しています。

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当時の本能寺想像再現CG[製作:㈱都市ガバナンス研究所]


 

 4. 庭園(小川治兵衛)の間

近代京都で岡崎地区を中心に多くの邸宅等の庭園を整備し、近代庭園の創始者とされる作庭家「小川治兵衛(七代目)」は庭商「植治」を代々、粟田で営んできました。

その治兵衛の作品の紹介や庭の見方を解説しています。

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 「葵殿庭園(ウェスティン京都都ホテル)」同ホテルHP


 

 5. 粟田郷土史の間

本施設はもともと明治初年に開業した「粟田小学校」の跡地で、古代からの粟田地区とその学区はほぼ重なります。

当館では地域の拠点であった元小学校の名残をとどめるべく、粟田の史跡や名所を紹介しています。

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 第三代京都府知事の北垣国道による扁額「粟田校」。現自治会館に掲示しています。


■新着情報

2025/6/1 京都ミュージアム探訪に掲載されました。【京都ミュージアム探訪
2025/1/22 京博連「京都ミュージアムロード」に参加しました。【『ミュージアムロード』
2024/7/25 「京都市内博物館施設連絡協議会」に加盟しました。【『京博連』
2023/10/19 「らくたび」に訪問記が掲載されました。  【「らくたび」
2023/10/28 テレビ番組に当館展示の本能寺模型が取り上げられました。「関口宏の一番新しい中世史――織田信長死す『本能寺の変』」【BS-TBS
2023/9/1 「月刊 京都」に掲載されました。 【『月刊 京都』
2023/6/20 テレビ朝日にて放映。当館展示の本能寺再現模型が取り上げられ放映されました。【謎解き!伝説のミステリー|テレビ朝日
2023/5/25 テレビ番組から取材。当ギャラリーに展示している本能寺の再現模型について詳細に説明しました。【謎解き!伝説のミステリー|テレビ朝日
2023/4/25 長刀鉾の模型展示。ギャラリーのオープン時に間に合わなかった長刀鉾模型(1/18)が完成し、ギャラリーに展示されました。【長刀鉾模型
2022/7/4 オープン・セレモニー実施。自治会館およびホテル東山のオープンセレモニーがあり、「粟田ギャラリー&ライブラリー」にも門川市長はじめ多くの来賓の方々が見学にいらっしゃいました。【当日の様子
2022/5/4 プレオープン実施。粟田地区の皆様に自治会館、およびその付属施設である「粟田ギャラリー&ライブラリー」が公開され、100名を超える方々が内覧されました。 【当日の様子